自己体験で認識できるグルーヴ&躍動感 

グルーヴ・ゆらぎ体験道場

 
 まさに世の中は便利な電子機器の時代、音楽の世界もデジタル化され作曲から演奏まですべて機械に任せたプレヤーレスでの演奏が可能になっています。そんなデジタル化の影響か「グルーヴ」の言葉がクローズアップされています。
 私たち人間が感情の動物であることを思えばアコースティック音楽時代を懐かしく思うのは当然のことかも知れません。それがグルーヴという言葉をクローズアップさせる要因となっていることはいうまでもありません。

 検索でヒットした沢山のグルーヴの説明に目を通すとその定義には一貫性がなく、ノリなどとそれぞれ勝手に解釈しています。それではノリとは何ぞや、それを文章で表現することは大変難しい。不可能と言い切っても過言ではないでしょう。結局、それだけ漠然としていて難しい分野とも言えるのかも知れません。
 グルーヴ体験道場では、「楽器本来の音色とは」、「ドラムスはスポーツではなく打楽器である」を提唱する猪瀬雅治が宮地神田ミュージックジョイの協力の基、若手プレーヤーに送る本邦唯一の
無料グルーヴ体験道場です。
 グルーヴによってかもし出されるノリやゆらぎ、躍動感に満ちあふれたプレーは知識として頭で理解するのではなく、身体全体で表現することによって成し遂げられるのだ、が分かるだけでも貴重な体験かも知れません。


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音色(楽器本来の音の追求)
 グルーヴを論ずる前に音色について説明します。ピアノにしてもドラムスにしてもその楽器本来の音がある事を考えたことがありますか。手持ちの楽器では満足できず、より高価な楽器を手にしたくなる欲求は良い音を求めている証拠ではないかと思います。しかしそれ以前に手持ち楽器にもその楽器本来の音色があることに気付いて下さい。
 ドラムスの場合、スネア、タム、BDに至るまですべてが2枚皮(オーケストラのティンパニーは1枚皮)です。2枚皮は底皮まで振動させてこそ本来の音色が得られます。表皮のみの振動では、衝撃音が痛いくらいに耳に突き刺さり、表現したいリズムや音符を的確に演奏に表すのが難しい。しかも会場の聴衆の所までは音が飛ばないから始末が悪い。自己満足で届いていると思ってしまうのは不幸な事です。これを「そば鳴り」と言って未熟者を指す時に使います。会場全体の空気を振動させて隅々の聴衆までを満足させられる音に挑戦してみませんか。


グルーヴとは
 規則的に進行する無駄のない機械的な演奏とは別に、アコースティック演奏の場合はノリや微妙な揺れが込められた遊びの部分が生じ、それが私たちの心に安堵感をもたらし自然呼吸のタイミングが与えられ、奏者と聴衆が一体感を共有出来る、それが達成されたらこんな素晴らしいことはありません。それがノリという漠然とした言葉で表現されているのでしょう。
 ノリを追求する前にリズムについて考える必要があると思います。
 リズムを理解することがグルーヴについて何か分かったような気持ちにさせる第一歩であると同時に、大切な要素であることも確かだからです。

[リズム]
 リズムとは律動とか躍動(生き生きと活動すること)と訳されます。奏者には聴衆に心地よいリラックス感を与えたり、ある時には体を動かして踊りたくなるようなそんな満足感や感動を提供する義務があります。練習のために一定の速度を機械的に刻むメトロノームやメリハリに欠け躍動感のないデジタル音楽のかもし出すリズムとは、全然違うことを理解しましょう。音楽の三要素(リズム、メロディー、ハーモニー)の中でドラムは音楽の根底となるリズムを担当します。リズムの基本を語るには下記に説明する拍子や舞曲としてのリズムが欠かせないと考えます。

●拍子
 楽譜の最初に4/4とか3/4とか6/8などの表記が有りますがそれが拍子です。強拍と弱拍の組み合わせを表す拍子記号なので演奏はその指示によって行われます。音の長短とダイナミックス(ボリューム)しか表現できないドラムス奏者にとってはこの拍子記号によってアクセントの場所が指定され他の楽器とのアンサンブルが容易になるのです。


●舞曲としてのリズム
 ロックやジャズ、サンバのように独立した楽曲を構成する完成されたリズムパターンのことで、地方の生活や風習、習慣に密着した民族的な踊りが原点になっています。これらの踊り(ダンス)においては踏み出し(1拍目)の部分に課せられた微妙な揺れに特徴があり、そのタメやゆらぎたっぷりのリズムが素晴らしいグルーヴ感を作り出しているのです。
 規則的に進行するデジタル音楽ではこの微妙なタメの部分の表現は不可能といえるでしょう。音をずらしたりアクセントを弱めたりなどでかなりの努力は見られるものの完全とはいえません。感情豊かな人間だけに与えられた素晴らしい表現法ですからこれを無にするような演奏は避けたいところです。


グルーヴ体験
(自分自身のプレーで体験できます)
 グルーヴ感の体験? エッ、どんな風に? の疑問が起きますね。
課題とする曲の拍子やリズムを意識した講師の手の振りに合わせてプレーすると、あら不思議、今まで体験したことがないタメのあるリズムキープが可能に。しかも手先だけでなく身体全体で表現出来ており、ストレスのない自然な運動で演奏していることに感動する事でしょう。
 また、シンバルやSD、BDに至まで楽器本来の音色に近づいている事にも驚きです。
エイトビート、16ビート、フォービートなどを叩き分ける事により、より躍動的な演奏が可能になるから気持ちがいい訳です。これがグルーヴなのです。
 バンドはピアノ、ギター、ベースなどのリズム帯が一丸となってこのグルーヴを追い求める、それがバンドの特徴(色)になるのです。したがってドラム奏者に限らずピアノ、ギター、ベースなどそれぞれのリズム帯奏者個人でのグルーヴ体験道場参加やリズム帯の仲間の皆さんでの参加(バンドクリニック)も歓迎です。
 自然界に多く存在するリラックスの元素「1/fのゆらぎ」をご存知ですか。小川のせせらぎの音、打ち寄せるさざ波の音、頬をなでる春風、ろうそくの炎、水槽の金魚などに含まれています。このほのぼの感が癒しの大事な要素であることが分かるような気がしませんか。都会の雑踏から離れて大自然の中で気持ち良い体験をしたことがある方が居るかも知れません。この1/fのゆらぎを作り出す努力が楽器奏者に課せられた使命で有る事を忘れないで欲しいのです。機械的で感情のないただ騒がしいだけの打ち込み音楽との対比が体験出来たら、明日からの音楽感が変わることでしょう。

 

会場など詳細
講師:猪瀬雅治
会場:宮地神田ミュージックジョイ(淡路町交差点際)03-3255-2757…
土曜日午後
無料グルーヴ体験予約や質問はメールにてお知らせ下さい。ドラム教室の前の時間を利用します。
グルーヴに限らず、フィンガーコントロール(パラディドル・他)、ロール、マーチング奏法などの体験もどうぞ。

 

グルーヴキープは至難の業
 グルーヴ体験道場への参加でグルーヴ感はバッチリと思うのは大きな勘違い。
 講師の手の振りに合わせればバッチリだけど1人になると元の手先だけの奏法に戻ってしまうからアラ不思議。
 身体全体でのノリから手先奏法に変化すると、身体がバラバラ、バタバタで耐えられない。と言うよりは運動が壊れてキープ出来ない。しかしそれは自分の通常のプレーに戻っただけの事です。
 グルーヴ感習得にはストレスのない身体からのノリの状態を記憶しておき、自分自身でキープ出来るように訓練をする事ですが、それはチャレンジというべきかも知れません。簡単ではありませんがリズムの奥深さに脱帽かも。

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